気まぐれ散歩 番外篇(2)
きょうは朝から冷え込んでいるうえに雲行き悪く、ご本人もいくらか風邪気味とあって、散歩は見送りました。そこで取り急ぎ番外篇(2)。19-20日と、富田林から河内長野にかけての郊外を歩きました。そのときの記録です。
老夫婦の郊外散歩はゆっくり出発。近鉄古市駅で下車して、石川の河川敷に出たのは、もう10時30分を過ぎてから。散歩コースは左岸にあるのに、光線の具合からすると右岸がいいはず、と道なき道を進みます。このあたりは初めてのコースで探鳥のポイントも分からない。
とりあえず草を踏み分け、野草を見ながら歩きました。秋晴れの好天は文句なし。上昇気流に乗って、高く高く舞い上がっていくのはノスリだったか。2時間ほど歩くと、川中に砂洲があります。ダイサギ、チュウサギ(?)、コサギ、アオサギと勢ぞろい。細君が水辺へ降りる階段を利用して、昼食テーブルの用意をしている間に、スコープで眺める。
上の写真のシギがいました。あまり馴染みはありませんが、どうやらアオアシシギ。地元の方に確かめないと自信は持てませんが、図鑑と一応、一致します。ゴミのポリエチ袋かなにかに邪魔されて、写真では見えませんが、長くて青い脚。いくらか反りあがった長めの嘴。今まで海辺の干潟でしか見たことがないのだが、こんな河原にも来るんですかね。とにかく初日の収穫ではありました。野草も沢山見ましたが、新発見はなし。
2日目は長躯して、河内長野郊外の滝畑ダムまで行きました。大阪府下では最大の多目的ダムだそう。バスを降りたら堰堤で、放水しているところでした。もとより黒四ダムには及びもないが、壮観に違いない。
周遊道路がありますが、その中でも、車輌の立入禁止となっている部分を選んで歩きました。水辺からは高く、遠く離れているので、水鳥がきているかどうか確かめようもありません。ヤマセミがいるというし、冬にはオシドリが飛来するそうですが、今回はちょっとご縁がなさそうでした。
道の山側がちょうど日陰になっていて、草花を見るには好適でした。行き会う人もポツリポツリ。どうも老齢者の散歩コースのようです。挨拶もごく自然。ああ、ミズヒキが残っていると、近づいたところに、新顔の花がありました。
これはどうやら、コウヤボウキというのではないか。一度、見てみたかったと細君が喜んでいます。この日は野草の図鑑も持っていましたから、よしよし確かめてやろう、と偉そうにいって開いて見ましたが、載っていませんでした。雑草図鑑だからでしょう。
橋を渡って対岸に出て、民俗資料館を訪ねました。なかなか眺めのいいところです。ダムの建設で水没した集落があったのですね。昔の草取り機が展示されていました。見覚えがあります。「機」といっても、人力機。暑い日中、これを手押し車のようにして、田の除草に勤める光景を思い出しました。
坂を降りていたとき、不意にカルガモ2羽が上空を通過。水鳥がいないわけでもないのだ、といっていたらアオサギも出ました。足元の柵の向こうに、ツワブキが花をつけていました。帰りもバス。これを逃すと、次の便まで2時間待ちとは、来た時から承知。意外なのか、当然なのか、ハイク帰りの人で、ほぼ満席でしたが、幸い、無事に座って帰りました。
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コメント
あっ、この花はコウヤボウキというのですね。長年の謎がとけました。
このあたりの山の端に有って、スイーと伸びた細く意外に丈夫な茎の先っちょにクルクル巻いた面白い形の花弁が付いているのです。
名前が分かったので調べてみると 生まれたばかりの蚕の幼虫を集めるのに、この枝で作った箒を使ったとか。
実家は長らく養蚕を生業にしていて 子供の頃母親が「毛蚕(ケゴ)を掃く。」と言って鳥の翼で作った箒を持っていたのを思い出しました。
小さくて柔らかい蚕の赤ちゃんを集めるのにあの枝は丁度良さそうですね。
投稿: おはるさん | 2005年10月23日 (日) 20時40分